≪救具≫を未所有の方へ
本≪救具≫をお持ちの人であれば、製品の使用法のご理解が容易ですが、現物をお持ちでない人に文書で説明することは簡単ではありません。と云うのも救具は、これまで世界に存在しなかった構造と原理の特許製品だからです。
救具はコンドームの様に男性器(ペニス)を包む部分が無いため、男性器と女性の膣壁が直接密着し、互いが"ナマ"で行なえます。
しかも全く勃起しなくても即刻SEXに入れるし、途中で中折れしても、女性器に挿入したまま延々とSEXが継続できる不思議な構造と原理の製品です。
EDや早漏等の男性は、以前はバイアグラ等の飲み薬に依存していた人も大勢いました。だが、飲み薬は、効いてくるまで1時間ほど前から"準備"が必要。その煩わしさ故に女性との関係が疎遠になったり破綻してしまうカップルも大勢いました。
ところが救具だと、勃起に関係なくいつでも即刻SEXに入れるし、延々と長時間"ナマ"SEXできるため、現在では、救具が主役になってきています。言ってみれば、ED薬の時代からの「革命」です。
写真中央の白色の長形の物が、救具の本体です。全長約24センチで、中央から先端の部分が「竿」と呼んでいる長さは約13センチ。この「竿」は「鞘」の糸掛けで、男性器を先端方向に引き出す大切な「芯板」です(材料は、柔軟性の高いスチレン系のハイトレルです)。
本体の上側と下側に、透明で写っているのが、鞘です。(鞘の厚さは片面約2ミリで、幅16ミリ)。
材料は、輪ゴムよりも伸縮性に富んだ、透明のエラストマーです。
男性器(ペニス)が勃起している必要がないので、救具を装着してならば端的に言って「寝たきりの高齢者」でも、女性の理解・協力があれば「SEXできる」のです。
救具は、勃起していなくても、亀頭は無論のこと男性器(ペニス)を包む部分がないので、性交感は通常のSEXと同様のナマ感覚で行えます。したがって、完全にED(性の機能不全)の男性でも一生涯、性的には現役のままでいられます。それが、この救具の摩訶不思議な素晴らしさです。
型式は、1型~5型があってそれぞれ特色はありますが、現在は5型が主流になっています。5型は、外出先へ携行可能なコンパクト型です。
本体も鞘も、常に改良を加えて進化させているため、いつの時期の型になるのか分かりませんが、現時点では5型です。
5型は、溝(亀頭冠状溝)に掛ける「小輪」と、その手前の中央に掛ける「大輪」の2種類の輪が付いた鞘です(イラスト参考)。
鞘(サヤ)は、通常10~30回使用可能ですが、無くなれば3個単位で購入できます。
振れ留め付き帯・こぶの効用・輪の順序
写真にある本体下側が5型の「振れ留め付き帯」で、帯に"コブ"が付いていますが、この帯は必ずしも必要ではないので、不要と思われる方は切り取っても結構です(但し、帯を全部切り取る時は、5型にして下さい)。
5型は、鞘の先端の大輪を「男性器(ペニス)の中央部」に掛け、次に小輪を「溝」に掛けて、その上に振れ留めの帯を巻く順序で装着します。
鞘を根元から切り取るのではなく、コブの上部を半分に切ったり、コブ自体を取り除いて帯を糸で結ぶなど、種々様々の方法でお試しになる人がいます。でもそれは、人それぞれの工夫で楽しまれる事なので、個人の自由です。
因みに、振れ留めを切り取った鞘でも、溝掛けの小輪(リング)が溝の「最も深い位置」にキチンと填められていれば、振れ留めの帯がなくても、SEXはできます。
もっとも、振れ留め無しだと、激しいピストン運動をした時、掛け糸が位置から外れる事はあります。しかし糸の掛け直しは、慣れれば数秒で行えるので、あまり心配する事はありません。
振れ留め付き帯の利点ですが、これは単に振れ留めの用途だけではなく、帯のコブ(直径5ミリ)が女性の膣口や膣壁に刺激を与えるため、男性器を太く立派に感じさせるので、"コブ付き"の経験をした女性は、普通の男性とでは"物足りない"と感じる様になると言われています。(*帯もコブも、すべて透明の材料です)。
因みに、外科手術でペニスの皮下に"玉入れ"をしている男性が大勢いる事はご存じと思いますが、その"玉入れ効果"と同様の効果……を発揮させられる、それが"コブ付き"の鞘です。
ともあれ、論より証拠、お試しあれ!